緑石(あおいし)を愛する会

八幡浜は、三波川変成帯に属しており
緑泥片岩つまり緑石(あおいし)がよくとれます

 

八幡浜では昔から、段々畑の石垣や建物の基礎石として
風景の中に溶け込んでおりました
さて、昨日に引き続き
西条での緑石の使われ方をご紹介いたします!

 

こちらは、保国寺
さりげない石の配置にもプロの技が
同行していただいた造園業の方に解説していただきましたが
ただ同間隔に敷き詰めるだけでも
非常に難しいとのこと
大小の緑石の乱積み
大きい石が何かをあらわしている様
保国寺のご住職さまのご好意で
室町時代作庭の日本庭園を拝見させていただけるように・・・・
迫力の有る石を用いているわけではないけど
枯滝や三尊石、さらに護岸に至るまで
意欲的に石を立て、そして組んでいます
立った石が美しいのは、そうする事で緊張感が生まれ、
石が何かを主張するからでしょうか
石と石の調和や均衡、不均衡や不安定からは、
ピンと張りつめた空気が感じられました
そして、民家の間をすり抜けながら
気になったものを写真に撮っていきました
だんじりで有名な伊曽乃神社に至るアプローチ
緑石が敷き詰められています
こちらは住宅に至るスロープ
非常に小さい石を矢羽状に並べています
史跡土居構跡周辺の石垣
こちらも大小の石が入り混じり
景観をかたちづくっています
手で持てる範囲の大きさの石積みの魅力が伝わってきました
継続して石積みを学習していこうと思います
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