カテゴリー別アーカイブ: 緑石(あおいし)
青石
八幡浜の新しいみなとの埋立地に ボランティアでみかん山の石垣をつくろうと考えておりますが、 そんななか、 先週末、知人のご好意で、 青石をたくさん頂きました 土に混じっていたので、茶色がかって見えますが、 土を払うと美しい青緑が見えてきます 一人では運べないくらいの大きなものもありましたが、 天気もよかったので、時間の合間合間をぬって何往復もしました 当日から筋肉痛になっておりますが 非常にいい運動(筋トレ)になっています(笑) ストックさせていただいている場所も結構な量になってきました 本当にどうもありがとうございました!! ご自宅にあまっている青石がございましたら、 ご連絡お待ちしております! 一緒に、石垣を積んでみたいという方も大募集中です!!
栗林公園
香川県高松市に位置する栗林公園 ミシュランの観光版(ギード・ベール)日本版で、最高評価の三つ星に選ばれているそうです こちらは中央構造線より北側なので、 領家変成帯に属しており、片麻岩と花崗岩類が多く見られます そういう地層状況のなかですが、 青石を含め、色々な石の活用が図られておりましたのでご紹介いたします 階段に用いられています この奥の階段には、次のように三角の青石が用いられており 意匠的・倹約的にも考えられておりますね! 掬月亭へのアプローチの飛び石 大振りな花崗岩を大胆に使っております 掬月亭から池を望む 池や蹲に映る景色が非常に美しかったです 私の後ろでは、和装の新郎新婦がお茶を頂いていらっしゃり、 その姿も景色の一部として ゆっくりと流れる時間に彩を添えておりました 場は、行為で変える事ができる いろんな顔を見せてくれると実感いたしました
大倉 下見
今月、日本建築家協会愛媛地域会の定例会が八幡浜で行なわれます。 どこかいい場所はないかな? と、いろいろ考え、郷土料理・会席料理の「大倉」にさせていただきました。 私自身、伺ったことがなかったので 事前に下見を・・・と思い、ランチに行き、中をいろいろ見せていただきました オーナーの成瀬さんと陶芸で親しくされている、啓さんが一緒に行ってくれたので助かりました! 啓さん、どうもありがとうございました!! 靴を脱いで上がり、中庭を見る 中庭を左に見ながら、コの字型の廊下を進む 少人数用の部屋 おそらく、当日の人数を考えると、こちらの一番奥の部屋になるそうです 昼間は光が差し込んでいたのですが、きっと夜はこの部屋が行灯になって、中庭に光を落とすのだろうなと思います 庭の随所に青石が使われています 八幡浜と青石・・・切っても切り離せません 「大倉」 〒796-8001 愛媛県八幡浜市大谷口1丁目6 – 2 0894-22-5110 かつては、「梅月」という料亭で、アントン・ヘーシンクを育てたことで有名な、故道上伯とも縁の深い場所です。 詳細は、http://www.haku-michigami.com/kondekoma2_1.htmをご覧下さい。
ケース・オウエンス氏 展覧会
展覧会のご案内です 「ケース・オウエンス展 2010.11」 場所:西予市宇和町伊延東1040 期間:2010年11月20(土)~28(日) 時間:午前10時~午後6時 宇和にアトリエを構えていらっしゃる芸術家ケースさんご本人からご案内を頂きました 石を使った芸術作品を制作されていらっしゃいます 昨年度、八幡浜市市民スポーツパーク・フラワーゾーンに 100本の桜のオーナーを募集して植樹したのですが、 その際に、人間のためだけの公園とするのではなく すでに住んでいる生物たちにとっても素晴しい場所となるよう ケースさんに彫刻していただいたバードバスを 桜のオーナーみんなでスポーツパークに寄付させていただきました こちらも、是非、一度見に行ってみて下さいね! 住所:愛媛県八幡浜市若山地内
犬島 石文化
犬島は、 領家変成帯に属しており、 青石ではなく、花崗岩の石切り場があり、石は全国各地に運ばれています。 こちらは「精錬所」近くにある、元石切り場です。 深さ約30mもあり、雨水がたまっている状態です。 島の子どもたちがよく泳いでいたそうですが、 現在は、子どもも減り、泳ぐ姿を見なくなったそうです。 地域が変われば積み方も変わったりするのかな? などと思いながら、島を一周してみると、 石垣を利用した手作りの日よけを発見!! 公共性の高いところだと、こういうことは不可能なのでしょうが、 私の住む田舎を含め、犬島でも大丈夫の様子 この日は猛暑続きのときだったので 家主さん自身のためだけでなく、そこを通る他者への思いやり溢れる仮設でした 翌朝早くに散歩してみると、片付けられていました 支えている石垣は、雑積みで、いろいろな大きさの石を上手に積んでいます こちらは、たくさん歩いた後、小休憩をと立ち止まったときに見つけた蹲です 祠、お地蔵さまも含めて、犬島産の花崗岩でつくられております そしてこちらは、妹島さんの新たにつくった石垣です なんでも大きな石をわざわざ石工さんが苦労して小さくして積んだそうです 島に使われている材料は、小さいものが多いからという理由からみたいですが・・・